2016年12月13日火曜日

社内文化

改めて思うだのが、1つのキャリアに縛られることなく多様な職種を経験している人もいれば、特定の仕事だけを長年やってきた人もいる。

どちらも、人生の節目や出会いによって人はその時の最善の選択をする。しかし1つの特定の仕事に関するプロと呼ばれるまでには1万時間の仕事量が必要とされており、1日8時間計算で土日や休みを控除すれば年間200日働いたとしても6.25年かかる。

私は普段面接をする立場にあるのだが、1つの業界で6年から7年以上働いた人間なら、業界の問題点を指摘することができることが多い。逆に節目の転職期に6年未満で次の職に移ってしまった方は、総合職のような方が多い。彼らは自分の得意分野を主張できない。

特に35歳を超えると、その生き方がかなり表れていると思う。
自分もまだ30代の身ではあるが、同じ30代でも総合職のようないろんな業種を経験してきた方は自分の居場所を未だに探している感じがする。

当社に入社するアルバイトの方や社員の方はちなみに、この6-7年は離職率ゼロだ。
何が言いたいかというと、1万時間の仕事量を当社に入社した人は無意識にやっていることになる。

例えば、WEBサイトのコーディングにしても、ウェブサイトのデザインにしても、サーバ管理にしても、プログラミングにしても、カスタマーサポートにしてもお6-7年も経過すると入社当初の1/100程度の時間で、それも質の高い仕事ができるようになっている。

本人はほとんど意識していないと思うが、彼らはやはりプロに近づいていると思う。素人が100時間かけてやる仕事を1時間で、それもかなりの質で行うことができる。

これは、ある意味当社の社内文化でもある。マルチタスクをやるぐらいなら、いっそのこと本当に本人が得意な分野を見極めてあげるのが、リーダー(コーチ)の役割であると思っている。高い目標ができた時だけ、人は成長し、自分をアップデートすることができる。

私は以前、仕事とは何かで投稿しているが、当社はマルチタスクは今後もやらない。1つの仕事を上手にやる方法を今後も徹底する。





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