2014年10月6日月曜日

ECサイトをリニューアルする時に考えべき2つの選択肢

ECサイトを新規で立ち上げる時代は既に淘汰され、大半の企業はリニューアルだ。


ざっくりいって、リニューアルには2つの目的がある。

1つ目は、既存のECサイトの駄目な点、デザイン周りや使いづらさ、システムが古くなり運用にあたりカスタマイズができなくなってしまった場合だ。これは既存のものを改善していくよりも、新しいシステムに切り替えた方が結果的に費用面で安く済むケースがある。結果、リニューアルとなる。大半の理由はこれだ。


2つ目は、既存のECサイトのリニューアルを検討している際に、従来のまま日本語だけのECサイトを継続するのか、それとも日本語と英語の多言語ECサイトとしてリニューアルするかだ。従来のリニューアルとはまったく別の視点。


背景にあるのは、東京オリンピックと観光立国への政策面がある。



2020年に外国人訪問者数を倍増(2000万人)、2030年には3000万人の訪問数を政府は計画してる。新興国のビザ規制緩和で今後、日本への旅行が確実に増える。特に距離的近いアジアがもっとも増えると予測されている。実際、2013年の訪問者数1000万人のうち、中国人だけで800万人だ。



今までは、お土産をネット通販で外国人向けに販売しているサイトはあった。
以前は特定の業種だけが訪日外国人に対してビジネスをしてきたわけだが、これからはネットで調べて、日本に旅行に来たときにホテルで受け取る、、、というような越境でオンラインカタログを提供し、受け取りと決済は日本に来たときにホテルで、、という外国人を対象にしたネット通販モデルができあがるだろう。
現実にそうしたサイトは既にでてきている。

Live Commerce を使う理由はここにある。
今まで日本語で提供していたECサイトに、英語、中国語を加えることができる。

これがどんな価値をこの先の10年で生み出すのか。








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