2018年5月15日火曜日

日本人がそこそこレベルの高い英語のメールマガジンを書く方法

ネットショップと言えば、会員顧客にメールマガジンの配信を定期的に送るという1つのルーチンワークがありますが、これはリアルな店舗で言えば紙のチラシと同等の価値を持つと思います。

実のところ、既存顧客との最も高いコンバージョンを取る手段としては未だにニュースレーターが1位であり、やはりニュースレターの内容次第で売上が大きく影響します。私自身もDiscovery Japan Mall でニュースレターを書いており、ニュースレター経由でのコンバージョン率は3%を超えるため、毎回その内容を考えて書くという作業はルーチンワークでは有るものの、クリエイティブな能力とユーザーにどの商品をどのような表現で伝えて良いのか結構時間がかかります。そして、最も時間がかかるのがコンテンツをHTML化してそれなりの体裁にするという作業です。

今日では配信されるニュースレターの9割はHTML形式になっており、一昔前のテキストメールはほとんど使われなくなっています。つまり、ニュースレータからビジネスにつなげるには、ユーザーが非開封したくなるようなタイトルと中身のコンテンツだ重要になってきますが、実際の実務ベースでHTMLニュースレターをゼロから作るのはウェブ制作担当者がやっても丸1日かかります。

そこで、今日はDiscovery Japan Mall のニュースニュースレターを素早く書くツールを開発したので、そのノウハウや方法を私なりに考えた結果、シェアしたいと思います。

1. 商品をどう選別するか
私が運用しているニュースレータのコンテンツ体裁は、1つの商品を日替わりでピックアップし、その商品と関連する商品をさらに5個ぐらい自動で選択するプログラムです。ですから、まずは何を書くかというよりも、どの商品について書くかを決める必要があるのです、これが商品数が少なければ迷う必要もありませんが、商品数が数千から万となると、意外に迷い、これがかなり時間を食うのです。

そこである程度プログラムによって何が先日に最もクリックされていたのかを自動的に分析してユーザーが最もクリックした商品を自動的に選別できるプログラムがあると便利だと考えただため、ニュースレター用の商品を自動でピックアップしてくれる仕組みを作りました。

最新の登録された商品、ベストセラー商品、ランダムでピックアップした商品のいずれかをシステムが自動的に表示してくれて、ここに表示された商品を選べばある程度ユーザーのニーズを満たす商品になります。当たり障りのない商品ですが、確実にクリック率が高いものだけなので、コンバージョン率は高くなります。

最終的には、ユーザーの好み関心に応じたニュースレターを開発する予定ですが、これはもう少し時間がかかりそうです。

商品が決まると、それをどういった表現で外国人に伝えるのかというライティングの部分です。これはよく参考にしているのは、価格.comマガジンです。商品に対するユーザー目線でのコンテンツが登校されており、日本人はどう感じたのかを要約して英語化しています。

また、Googleで「商品名(ヘアドライヤー型番名等) 評価」と検索するとGoogleが収集したユーザーレビューが表示されるので、こうしたユーザーの声を要約したものをニュースレターの記事にしています。商品の仕様やスペックは既にamazonやメーカー公式サイトで掲載されてるため、やはり日本ユーザーという品質に厳しい私達の声を掲載するほうがユーザーにとってわかりやすいと言えるでしょう。

翻訳についてはgrammarly.comという有料ツールを使っており、英文をリアルタイムで書くとリアルタイムでスペルミスや文法ミスを修正してくれます。

2.HTML化 → 配信
コンテンツを作った後の手間が、商品を視覚的に見せるための画像の配置や商品価格、越境ECということで海外配送料の掲載ですが、これもゼロから毎回書くと面倒なので、商品IDを入力すれば、画像なり商品名なり、送料なりを自動で取得してくれる仕組みを開発したので、ここはシステムで自動化しています。
Newsletter
これがニュースレターのコンテンツを作成するシステムで、商品名を選ぶと自動的に商品画像他が自動的にセットされ、あとはコメントをHTMLかテキスト形式で書けばOKという感じです。即座に静的なHTMLファイルが作成され、HTMLタグをコピペするだけで配信できるので、配信の予約は30秒もあればできるでしょう。

以下は、Live Commerceのニュースレター配信システムで、顧客データベースと連動しているので、会員・非会員の選定や誕生月のセグメントなどさまざまな顧客変数を加味して配信リストを絞込することができるようになっています。

Newsletter
以上が英語のニュースレターを書く方法として書きましたが、まとめると、
  1. 商品を選ぶ → 1−2分
  2. コンテンツを考える → 15分〜30分ぐらい
  3. HTML化して配信する → 1分
ということで、大体なれてくると30分もあれば掛けるようになります。これが私が書いたサンプルメールです。これを内製作業でできるようになると、むちゃくちゃトラフィックを増やせます。

ちなみに、この英文用のニュースレター配信ツールによってニュースレターの作成時間は1/5に、しかもITツールに慣れていない人でもマーケティングできるようになるので、導入したい方はご相談ください。

2018年4月11日水曜日

海外販売を支援する営業職とエンジニア職で募集

海外販売を支援する営業職とエンジニア職を募集しています。

営業職は既存・新規の企業にいろいろな海外販売の提案を、
エンジニア職は最先端のEコマースを開発します。

詳しくはこちらのページをご覧ください。
https://www.live-commerce.com/job/

2018年3月30日金曜日

展示会 JAPAN IT WEEK 春 2018に出展します

5月に開催されるITの展示会に出展します。
越境ECのゾーンでLive Commerceで出展しますので、ぜひお立ち寄りください。

展示会概要
日時 : 2018年5月9日~11日
場所: 東京ビックサイト(有明)

入場は5000円かかりますが、事前に招待券を申請することで無料では入れます。
当社に依頼される場合は、資料請求していただきますと招待券を一緒に送付させていただいております。

招待券の申請はこちら


2018年3月28日水曜日

定期購入システム

業界的に最後発の最後発になりますが、定期購入ECシステムをリリースしました。



業界でトップシェアを持つ「たまごカート」さんや「リピスト」さんといった競合と真っ向からぶつかりますが、越境ECに対応していたりStripeによる多通貨決済が使えたりと小さい部分でいろいろと尖った機能があります。

6年前に一度開発したものの、バグが多すぎて凍結していたプロジェクトでしたが、開発者を増加したことで復活したプロジェクト第一弾とでもいいましょうか。招聘した優秀な外国人エンジニアに感謝です。

Live Commerce 定期購入システムは以下のビジネスシーンにおいて利用が可能です。

単品通販サイト
同じ商品を毎月送る場合の通販サイトに適しています。同じ注文を決まった日時で自動的に作成します。化粧品や健康食品など使ったら無くなってしまう消耗品全般なら全てが対象になります。

会員型課金サイト
学習塾、習い事などの毎月同じ一定額をクレジットカード決済で課金したい場合に、同じ金額を自動的に決済します。

非ECサイト
ユーザーの年会費や、システムの保守費用など同じ一定額を決まった日時で自動的に決済します。

2018年3月13日火曜日

ソフトウェア(システム開発)の発注基準

先日、とある会社の社長と食事の席で話題になったのが、「システムにできないことは年々ほとんどなくなってきている」という話題でした。

中小企業にとってソフトウェア開発の見積もりをとる際にその価格が高いのか安いのかの判断が難しいと思いますよね。基本的には「ソフトウェア開発の工数(時間)x単価=ソフトウェア開発費」という図式ですが、最終的のこの見積もり金額通りに発注したとして、そのソフトウェアが課題解決するための費用対効果として優れているのかどうかの価値判断が難しいと思われがちですが、、その見積もり額の発注基準を私なりに紹介したいと思います。

まずは、みなさんの周りにもある、ありきたりな課題です。
例えば次のようなルーチンワークならどの会社でもあると思います。
  • 請求すべきデータをまとめ請求書を送る
  • クレジット決済を月1回バッチ処理する、そのための顧客マスタデータをダウンロードしCSVファイルを作成する
  • 任意の時間に決まった定型データの登録をウェブシステムなどに行う
  • 任意のシステム間の在庫のデータを共有する
  • カタログやウェブサイトからメールマガジンを作る
  • 任意のデータから商品データを作る
おそらく、まだ人力で行われているのではないでしょうか。
それらの作業をソフトウェアががれば一発で行えますよね。
ソフトウェアというのは恐ろしいもので、一度作り上げてしまうと、上記の仕事を必ず同じ時間に凄まじいスピードで正確に行なってくれます。「今日は体調が悪いから流して違う仕事をしよう」などはありませんよね。

人間の社員さんなら、その時の気分や体調に仕事の結果も左右され、それが進捗に影響したりしますが、優秀なソフトウェアを開発してしまえば不平不満を言わずに停電やサーバダウンがない限りは正確に仕事をこなします。

人間が行えば年間で数百万、場合によっては数千万規模のコストが必要ですが、ソフトウェアなら最初の初期費用はそれなりにかかったとしても、年間の保守やアップデートの料金はたかが知れています。

そのため、中規模クラスの会社(年商1億以上)になってくると、初期費用の負担とソフトウェアがもたらす経済的価値の比較・費用対効果を検証できないと、いつまでたっても事務仕事を人間か抱える状態から抜け出せません。すなわち、ビジネスにおける生産性が非常に低い会社になってしまいます。

システムが経済的価値を年間1億円生み出し、社員が3名しかいなければ、社員1名あたりの生産性は約3300万、1名あたりの売上高トップ500ともなれば、1名の社員が15億円もの生産性をあげています。もちろん、すべてがソフトウェアということは断言できないが、少なからずコアビジネスに集中するために、本丸の部分はソフトウェアでしっかりと基盤を作り、おそらく事務作業などはクラウド化やアウトソースが一般的なケースだと思われます。

発注基準となる考え方

ソフトウェアの開発にかかる初期費用の見積もりに対して、高いか安いかを判断する基準として私がオススメするのは、社員1名あたりの生産性との比較だと思います。

例えば、年収400万円の社員さんが任意の作業に1日1時間、週に3回行うとします。年間で約30万円のコストになります。たった週3時間の作業でも年間だと30万円もかかっていることになるのです。システムの初期費用が仮に50万円かかったとします。ソフトウェアの取得価格と耐用年数は一般に5年なので、5年間で50万円の経費ですから年換算すると(細かい計算は除外するとして)、10万円/年ということになります。これが社員さんの経費よりも高ければ、検討するべきですが、安ければ発注した方が賢い判断となります。私が提示した例ですと、ソフトウェア年経費10万 < 人件費30万 となりソフトウェアを発注した方が年間20万円部分の付加価値の高い仕事を社員さんは行うことができるという説明がつきます。

ソフトウェアを上手に発注できる会社は伸びる

IBM、DEC、Compaq、Dell などのハードウェアを作っていた企業が、Microsoft に代表されるソフトウェア企業に飲み込まれてしまいました。

Google が株式を公開した2004年以降は、コンピュータ業界と同じく、成長の大部分は Google、Facebook、Netflix などのソフトウェアを上手に使いこなす企業が持って行ってしまっています。

iPhone が誕生した2007年以降、Nokia、Blackberry、Motorola などの従来型の携帯電話メーカーの企業価値は著しく損なわれ、ソフトウェアを上手に活用した Apple が企業価値の大半を占めるようになってしまいました。

小売業界の変化は、Amazon が誕生した1997年にスタートしていますが、他の業界と比べて長い時間がかかっていますが2018年現在では、Amazonが小売の38.7%(米国)までシェアを伸ばしています。

つまり、ハードウェアで勝負をする時代からこの20年でソフトウェアで勝負するビジネスにまったく変わってしまったことを表していると思います。
この根本的な変化に気づかずに、ソフトウェアを単一的なビジネスの改善だけに発注をしていたとすれば、未来は明るくありません。どの各業界にも今日のトップ企業といえば、コアなるビジネスには必ず自社ソフトウェアを使い、そこには巨額の投資を行っています。
そこで、どうやったらソフトウェア開発を上手に発注し、パートナーと良好な関係を構築することができるかという点で考えてみます。

市場で使えるソフトウェアこそが費用対効果の高い投資

DENSOのスクラム開発が最近では話題になりましたが、時代は要件定義を固めて、、、というスタイルはだいぶ古くなったように思えます。

私がクライアントとこの15年、開発を請け負ってきた中でもっとも成功したケースの開発はだいたい以下のようにまとめることができます。
  1. 最小構成の機能に絞り込んで発注する。あったらいいな機能はここでは封印する。
  2. 最小構成の機能でビジネスを市場にできる限り早く稼働させる。
  3. 最小構成の機能でビジネスが回るまでバグを取り除く。
    ▲ここまではあまり、機能を追い求めない。優先順位は市場へのリリースである。
    「フェーズ1」

    ▼ここからユーザー満足度を高める機能をガンガン作り込む。 
  4. あったらいいな機能をアジャイル型開発で回す。
    「フェーズ2、3、、、、」
大手の企業様も、だいたいこんな感じで見積もっています。
プロジェクトが失敗するのは、フェーズ1で機能をてんこ盛りにした担当者の人間性に現れます。

例えば、ホテルの予約サイトだったら、滞在日程、ホテル名、人数、部屋、支払い方法、予約者情報 これ以外の機能を全て捨てるぐらいの覚悟でフェーズ1を断行します。そして、フェーズ2で使い勝手の悪かった部分に初めて対応するといった感じになります。

2018年2月26日月曜日

小学生から大人まで使える国語の勉強方法 

子供に国語を教えているのですが、先日「ふくしま式 本当の国語力」という本を手に取りました。
これは目から鱗でした。

ビジネスにもめっちゃ役立つことがわかったので、皆さんにもシェアしたいと思います。

国語というと、数学のような解法への公式化があってないような科目なので、親としてもどうやって子供に教えたらいいのか迷うのが正直なところではないでしょうか。自分も子供の頃本当に国語が嫌いでした。

ですが、ふくしま式は明快に国語力を伸ばすロジックがありました。

 ① 言いかえる力……同等関係整理力
 ② くらべる力………対比関係整理力
 ③ たどる力…………因果関係整理力

これが、論理的思考力(考える力)の正体で、この力を教材を使って伸ばしてあげることが国語の本来の役割だとか。

で、ふくしま式を使っていろいろ読み始めると、あえて読解されたくないところを掴むヒントになります。

これは、ビジネスで言う所の、1つの事象から同等関係、対比関係、因果関係を考えることができるってことなので、上司や顧客に対しても提案する力が俄然強くなるという事です。

よくある、1言われて10わかる人って、こういう人なんだーって改めて理解できました。

以下の書籍は小学生向けとなっておりますが、大人がやってもかなり価値があると思います。ふくしまメソッドを学習することで、難解な文章や複雑なデータをどうやって読み取っていくのかの基礎を理解できますね。



2018年1月10日水曜日

フェイスブック-不屈の未来戦略

年末年始にフェイスブック-不屈の未来戦略という本を読みました。

IT企業でなくともウェブ上でECサイトを運営している方や自身で起業して会社を経営されている方はぜひご一読された方がよろしいかと思います。

フェイスブックが世界最大級SNSになるまでの困難・教訓がライブ感で本から伝わってきて、どうやって困難を乗り越えたのかが詳細にわかります。

いわゆる天才系の方という先入観を個人的には持っていたのですが、本書を読むとザッカーバーグのリーダーシップや何を成し遂げたいのかがとても伝わってきます。